年金と保険>『失業保険』か『年金』かどうなる

『失業保険』か『年金』かどうなる　
失業給付と厚生年金の両方の手続きをした場合は、
失業給付が優先して支給されます。
失業給付の支給が終わった後で、特別支給の老齢年金
（６０歳〜６４歳）が支給されます。
なお、年金には税金がかかりますが、失業給付には
税金がかかりません。
通常、６０歳からもらえる年金は
「特別支給の老齢厚生年金の報酬比例部分」だけなので、
年金をもらうよりも失業保険を選ぶほうがほとんどの人は
額が多いでしょう。

雇用保険の失業給付の手続きの仕方　
定年後に会社から「離職票」をもらってその離職票と身分証明書や
写真などの書類を添えて、住所地のハローワークに提出し
求職の申し込みをします。
失業給付は、申し込みをした日から７日間の待期期間終了から
受け取ることができます。
その、給付日数については、
加入年数と年齢によって基本手当がきまります。
「基本手当」は退職時の給料の４５〜８０％ですが、
１日分の手当の上限は、６５４３円です。

例えば、６０歳で定年した場合ですが
�@働かない場合と
�A引き続き就業する場合があります。
�@の場合は、失業給付を受けることができます。
�Aの場合は、社会保険・雇用保険なしで年金を受け取る人と、
社会保険・雇用保険に加入して年金を調整しながら
年金を受け取る人がいます。

また、６５歳を超えると『失業保険』と年金を両方受け取れます
ただし、『失業保険』は「基本手当」ではなく
「高年齢求職者給付金」となり支給額とか給付日数が
おおきく削減されます。