年金と保険>年金問題や年金改革どうなった？

年金問題や年金改革どうなった？
１９７０年代に“手書き”の記録を
コンピューターに入力する作業が行われましたが、
漢字の名前のフリガナをきちんと確認しないで適当に入力するなど
の問題がありました。
また、１９９７年には国民ひとりひとりに“基礎年金番号”を
つけました。しかし、支払っていた年金が記録されていないものや
未統合になっている記録がたくさんあります。

「消えた年金」は記録そのものが紛失してしまって
わからなくなってしまった年金のことです。
「宙にういた年金」は、コンピューターの中には記録として
残っているんだけれど、本人を確認できない年金です。
現在は、以前あった「社会保険庁」は廃止となりました。
２０１０年１月に後継機関として『日本年金機構』が
新たに発足しています。
年金記録問題対策本部を設置して、紙台帳とコンピューター記録の
照合の作業が始まりました。
また、全国の社会保険事務所は『年金事務所』と
名称を変更しています。

今まで、年金受給者・年金加入者全員に対して
年金記録の確認のために「ねんきん特別便」が送られ
その後「ねんきん定期便」が送られてきています。
自分で“年金記録”に不安を感じたら、必ず
自分の住んでいる近くの年金事務所に行って相談しましょう。