退職後の『健康保険』はどうなる
会社員は勤務先の健康保険に加入しています。
しかし、定年退職後は自分でなんらかの健康保険に
加入しなければなりません。
①家族の被扶養者になる。
条件：年収１８０万円（６０歳未満は130万円）未満
健康保険の被保険者の家族などに生計を維持されていること。
保険料：無料 手続きの期限：退職日の翌日から５日以内
②それまでに加入していた健康保険を任意継続する。
条件：退職する日まで、継続して２ヶ月以上健康保険に
加入していたこと。
保険料：全額自己負担
手続きの期限：退職日の翌日から２０日以内
③国民健康保険に加入する。
条件：他の健康保険に加入していないこと。
保険料：前年の所得をもとに計算されるので、
退職直後の１年目は保険料が高くなる傾向にあります。
手続きの期限：退職日の翌日から１４日以内
①の場合、月収で言うと１５万円未満ということになります。
アルバイト程度の収入でも年金とあわせると
１５万円超える人も多くその場合は対象外となります。
家族の扶養になれば保険料を払わなくて健康保険のサービスを
受けることができるので一番有利です。
②は、退職まで働いていた会社の保険にそのまま加入するのですが、
２年間という制限があります。
また保険料は、会社負担の半額がなくなりますので
倍額になりますが、専業主婦の妻などがいればその分の保険料は
負担しなくてもすみます。
③は、②に比べ家族一人ひとりの保険料の負担が必要です。
手続きの期限に遅れないようにしましょう！！
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