年金と保険>働き続けた場合の年金はどうなる

働き続けた場合の年金はどうなるの
60歳以降に、厚生年金に加入しながら働き続けた場合
給料や支給される年金額が一定額を超えることによって
在職中の年金額が“減額”されます。
詳しく説明しますと、60歳以降、給料(標準報酬月額)と
ボーナスの12分の1と1ヶ月あたりの年金の合計額が
基準額を28万超えると、年金がカットされます。
基準額以下で働いた場合は、年金はカットされません。

“じゃあ、働かないほうがいいのでは”と思ってしまいますよね。
年金制度は、まだ働ける人は年金は全部必要ないでしょうと
考えているのです。
当然、退職すればその後の年金は元通りの金額に戻りますが、
在職中に減額された年金額は後で戻ってくることはありません。
でも、年金を減給されても、働いて収入を得れば手取りが増えると
考えるほうが、よいのでしょうか。

雇用保険から『高年齢雇用継続給付』という制度があります。
これは60歳以降に給料が下がっても働き続ける人を応援するもので
給料のダウンを補う給付金です。
条件:@5年以上雇用保険に加入してきた人
   A60歳以降の給料が60歳時点と比べて大幅(75%未満)
    に下がった。

支払い:2ヶ月に1度 
手続き:勤務先がする。
雇用保険は、退職した後にもらうものと思っていませんか?
退職後の生活を支える制度ですが、働き続けることを
支える制度でもあるんですよ。

年金と保険

トップページ
なるほど納得!!年金の仕組み
年金問題や年金改革どうなった?
あなたの“年金手帳”何色ですか
『ねんきん定期便』って何?
『国民年金』正しく理解しよう
国民年金の加入期間と保険料は?
国民年金の支給額を増やそう
国民年金の免除制度
国民年金を満額もらうためには?
国民年金の『任意加入』知ってる?
カラ期間(合算対象期間)とは?
『厚生年金』正しく理解しよう
厚生年金の加入期間と保険料は?
厚生年金に加入している人の年金
『企業年金』正しく理解しよう
お得な『企業年金』の受け取り方
『国民年金基金』について
年金をもらうにはどうしたらいい?
年金の支給開始はいつから?
『繰上げと繰下げ支給』どっちが得
年金の繰り上げ支給のポイントは?
年金の繰下げ支給のポイントは?
年金からの支給は何があるの?
『障害年金』知っておこう
『遺族年金』を知っておこう
『寡婦年金』を知っておこう
年金を払っていなかった場合
年金の額を知って生活設計を
老後の生活どう備えたらいいの?
60歳を超えた時の働き方
働き続けた場合の年金はどうなる
定年後に続けて働く時の収入は
定年退職の時の手続きはどうする
『失業保険』か『年金』かどうなる
年金から天引きされるもの
失業により社会保険料が払えない時
どうなる『確定申告』
退職後の『健康保険』はどうなる
高額医療費の『現物給付』
シルバー人材センターって何?
妻の働き方のポイントは
『加給年金』について
年金額が下がる場合何が原因
結婚していない人の年金はどうなる
もしも離婚してしまった時の年金は
『未支給年金』を知っておこう
年金には税金がかかるんですよ
年金はダブってもらえるのか
よく聞く『標準報酬月額』って何?
年金記録に間違いがあった時

その他

リンク募集中

inserted by FC2 system