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年金の支給開始はいつから？
年金の受給開始年齢は原則として６５歳からです。
しかし、『老齢厚生年金』の支給開始の年齢は、
生年月日によって違うんですよ。
昭和３６年４月２日以降に生まれた男性、
昭和４１年４月２日以降に生まれた女性は
６５歳まで全く年金は支給されません。
それまでに生まれた人は、生年月日でスタートが違います。

６５歳前から“特別支給”の『老齢厚生年金』を
受け取ることができます。
これは、早くもらって年金額が減るものではありません。
この、特別支給の老齢厚生年金は、毎月の給料によって変わる
「報酬比例部分」と基礎年金部分にあたる「定額部分」とがあります
支給開始は、生年月日と性別によって違いますので
自分はいつから支給してもらえるのか自分で確認しましょう。
ただし、厚生年金の加入期間が１年未満の人は、
６５歳からの支給となります。

これと比べて『老齢基礎年金』は６５歳から受け取る年金です。
したがって６０歳から受けることを「繰上げ支給」といいます。
年金制度は複雑ですね。
６５歳からの「老齢基礎年金」を支給開始を先のばして
「繰下げ支給」をすると年金額が割り増しされます。
「老齢厚生年金」の「繰下げ支給」は６５歳以降の受け取りを
遅らせる仕組みです。