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６０歳を超えた時の働き方
６０歳を超えていても年金だけで暮らすのではなく、
“正社員”として働く場合は厚生年金に加入し、
給料から厚生年金の保険料が天引きされます。
「特別支給の老齢厚生年金」は支給されますが、
給料プラス年金の合計額が２８万円を超えると
年金額が“減額”されます。

２８万円を超えた金額の半額が年金から減額されることになります。
これが、『在職老齢年金』という制度です。
あまり聞いたことのない言葉のようですが
例えば妻が短時間のパートで働く場合は厚生年金に加入しないので、
この在職老齢年金の対象にはなりません。
したがって、厚生年金の保険料を払う必要もなく、
年金が減額されることはないということです。

ただし、ここがポイント。正社員でなくても、勤務時間と勤務日数が
正社員と比べておおむね４分の３以上あると
厚生年金へ加入しなければならないのでご注意を！！
パートとして働くもよし、正社員として厚生年金に加入すれば
将来の年金の受給額は増えます。
また、２８万円を超えずに働けば、年金を全額受け取ることも
可能なんです。