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もしも離婚してしまった時の年金は　
平成１９年４月から離婚した時は、『年金分割』という制度が
できました。これは、離婚した時に夫婦で年金の記録を
分け合う制度です。
年金の多いほうから少ないほうへと分割するという仕組みに
なっています。

『年金分割』とは、どういうものか皆さんよくご存知ですか？
年金額を計算して、その金額を単純に半分づずつ分けるのだと
思っていませんか？いえいえ違いますよ。
結婚している間の給料やボーナスの記録を“話し合い”で
定めた割合で分け直して記録を書き換えるのです。
それを基に年金額が計算されます。

当然のことですが、結婚にしていた期間の記録ですよ。
夫が働いていたすべての記録が対象になるわけではありません。
それを、お忘れなく！！
そして、書き換えた記録は元にはもどりません。
分割した後に、夫が死亡したとか妻が再婚したとかになっても
書き換えた記録はずっとそれを元に年金が計算されるのです。

これは、口約束ではなにかと問題になりますので、
公正証書や裁判所での決定が必要となっています。
“離婚”することによって、夫婦でいたらもらえる
「加給年金」や「振替加算」あるいは夫が先に死亡した後に
支給される「遺族厚生年金」も受け取ることはできなくなるんですよ
“熟年離婚”よく考えたほうがいいかもしれません。
夫婦仲良く居心地のよい暮らしを考えるためのヒント
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